2007/05/23
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2006/12/11
Monday
12:38

BOMB THE SYSTEM

ヒップホップ・カルチャー創世記に起こった出来事を
詳細にリポートしたセミ・ドキュメンタリー映画。Wild Style
製作されたのが1982年。
2003年にDVDで再販され、
再び多くの雑誌で取り上げられたことは記憶に新しい。


Wild Styleが製作された1982年から、
約20年経った2003年。
ボム・ザ・システムが製作された。

観ておかなきゃダメな映画であることは間違いない。
と考えていたが、上映中は行きそびれてしまった。。。冷や汗
DVDが発売されたので購入。本日はこの作品をご紹介です★
『変な計算がない』と、ジム・ジャームッシュがコメントしていたらしいが、
まさにその通り上向き素直にストレートにいい作品。


●STORY●(DVD PACKAGE裏面より一部引用)
舞台はニューヨーク
ブレストの異名を取る19歳の白人青年アンソニーは、ローカル・シーンで最高の評価を受けているグラフィティ・ライターだ。
彼はNY市警のヴァンダル・スクワッド(落書き取り締まり班)のしつこい追跡をかわしながら、毎夜ハンドスタイルで街中の壁に向かい、見事なアートをモノにする。
だがクルー(仲間)の逮捕をきっかけに、NY市警との衝突が激化。
事態は予想のつかぬカオスへと展開し、ブレストはひとつの決断を迫られる…。


ストーリームービーとしても楽しめる・・・。と個人的には思います。
映像も斬新でスタイリッシュ。
生きる証をぶつけたい若者の衝動や苛立ちや高揚する心を、
リズム感あふれる音楽と、シーンの遷移等でアクティブに映し出されています。
友人や家族との関係や社会との距離感なんかも描かれており、
主人公の存在感に魅了されました。
序盤からすっかりブレストに感情移入してしまい、
息苦しい場面が多々ありました。
プロデューサーとしても本作に関わったマークは、
私生活でホームレスを体験したこともあるらしいです。
REAL STREETで育った彼でこその味わいがあり、
大好きな映画の1つになりました。


●監督・脚本●
これが長編デビューとなる
アダム・バラ・ラフ
弱冠23歳にして堂々とした語りのスキル、そしてその若さならではのみずみずしい感性を見せつけている。
●音楽●
ニューヨークの人気トラックメイカー
EL-P
●編集●
「コーヒー&シガレッツ」「ステップフォード・ワイフ」の
ジェイ・ラノヴィッツ
●出演●
主人公ブレストを演じたのは、自らプロデューサーも兼任した。
マーク・ウェバー
トッド・ソロンズ監督の『ストーリーテリング』(01年)で無気力なティーンエイジャーを、ウディ・アレン監督の『さよなら、さよならハリウッド』(02年)でアレン扮する映画監督のトラッシュな息子役を演じた鬼才監督からのオファーが続く注目の新進俳優。
ゲイノ・グリルズ
ジェイド・ヨーカー
リー・キニョネス
 他・・・
2003年アンカレッジ映画祭作品賞
同年アテネ映画祭観客賞
2004年サンフランシスコ・インディペンデント映画祭作品賞など受賞。


日本にもリーガルウォール(公認でグラフィティ可能指定の壁)がありますね。
今度ボランティア活動に参加してみようかなーと思います。


choco by D.I.O. | MOVIE & MUSIC | comments(0) | trackbacks(1)